何故クラミジアは感染者が増え続けるのか? > 歯茎から出血もあるクラミジアは子宮頸がんの原因に

歯茎から出血もあるクラミジアは子宮頸がんの原因に

下腹部を押さえている女性

クラミジアは、クラミジア・トラコマティスという細菌に感染して引き起こされる感染症で、性感染症の中では代表的なものの1つです。
日本では近年、若い女性の罹患率が増加していると言われています。
クラミジアは性行為によって感染しますが、症状が現れないことも多く感染に気付かないまま他の人にうつしてしまったということも多い病気です。

女性の場合は、80%の人が無症状とも言われています。
また、クラミジアは性器以外にも、喉などに感染することもあります。
その場合、喉の痛みや腫れ、発熱、歯茎からの出血といった症状が現れることがあります。
ただし、医療機関を受診しても風邪と診断されてしまうこともあるので注意が必要です。

クラミジアに感染すると、それが原因で子宮頸管炎という病気になることがあります。
子宮頸管炎は、子宮の下部にある子宮頸管が炎症を起こしている状態のことをいいます。
若い女性や妊娠している女性は、子宮腟部びらんが大きいので、感染が起こりやすくなると言われています。
子宮頸管炎は自覚症状がないのが特徴で、放っておくと不妊症になってしまうことがあります。
また、子宮頚管炎になると、ヒトパピローマウイルス(HPV)に感染しやすくなるとされています。
ヒトパピローマウイルスは子宮頸がんを引き起こす原因菌です。

そのため、クラミジアに感染した場合には、子宮頸がんを予防するためにも早期に発見して治療を行うことが必要です。
クラミジアは抗生剤の服用で治療をすることができます。
治療期間は症状によって異なりますが、長くても1週間程度ですむとされています。
そのため、クラミジアの治療は比較的簡単ですが、性感染症のためパートナーと一緒に治療をすることが必要になります。